「再構築補助金通らなかった・・・」
「これから再構築補助金やりたいけど市場分析の方法がわからないなぁ」
「具体的に通る方法が分かれば」
と思っているあなた朗報です。
私が行った事業再構築補助金ですが、
1次審査は2件中2件採択通りました。
2次も2件行っています。
※2次も2件通りました!! うち1件6,000万円です!その記事はこちら
本日申請を行いました。銀行の紹介だったので、申請後挨拶に行った際に言われたことが
「今までいくつかの事業計画書を見ましたが、比較にならないぐらいレベルが高かったです」とお褒めの言葉をいただきました。
この記事を書いているのは
税理士として10年以上のキャリアを持ち、お客さまのビジネスモデルからの収益が上がる仕組みや、経営課題解決に全力を注いでいる30代の税理士です。経営計画やそこからのアクションプランなどの支援をさせていただいております。
本題に入る前に,再構築補助金の事業計画を作る上で以下の点を注意してください。
ポイント
・審査員は中小企業診断士
・チェックは1時間ずつ×2名で相互チェック
・チェックリスト持参(公募要領から抽出)
・とにかく他社優位性と自社独自のものであることをアピール
基本的に素人が見てもわかる計画書を作る必要があります。
わかりやすくするには対比の法則を使います。
対比の法則ってご存知でしょうか?
対比の法則とは、簡単に言うと専門家以外が見ても「どう優位性があるのか?特徴があるのかわからない」
ということを解消する方法になります。
例として
①「当社はAの部分が優れています。なぜなら理由は〇〇だからです」
②「当社は他社と比較してAの部分が優れています!なぜなら他社では〇〇ですが、当社は〇〇のためです」
どちらがよりわかりやすいでしょうか?
比較することで、具体的にどう優れているかがわかるようになります。
ただ単に優れていると言われても、「他社でも同じところが優れているのでは?」などと疑問を持たれてしまう可能性がありますので、そこを排除します。
どう優れているのがの基準を明確にすることが可能になります。
このあたりを意識しつつ計画書を作るのが良いのかなと思っています。
では、私がやっている計画書の市場分析の書き方を少しだけご紹介します。
目次
市場分析
分析の方法
市場分析でいちばん大事なのは、今後儲かる市場かどうか?
市場が縮小している場合は、今後伸びる市場が別にあるかどうかを確認します。
例えば、分野はAという市場は縮小傾向。ただ国策としてBがある。 Aの中のBという市場に出るため、伸びると記載しています。
伸びない市場はちょっと魅力的ではないですね。
市場規模は必ず数値で示しています。
参考ページとして、色々ありますが
など参考にしています。
大体ネット検索で対応可能だと思います。
ターゲット選定
まずターゲットを明確にします。
ターゲットの前に色々明確にする必要がありますので、合わせて記載します。
・何を売るのか?
売るものを明確にしてください。
・誰に売るのか?
40代女性?
などだとぼんやりしていますよね。もっとピンポイントに考える必要があります。
「40代で最近旦那さんに太った?と言われたあなた!」とかですかね。
どういった人に売るかを徹底的に考えてもらいます。
・なぜその商品をお客様は買うのか?
買う理由が明確でなければなりません。
・なぜあなたが選ばれるのか? 選ばれる理由はなにか?
◎価格面
◎品質面
◎立地
◎その他
・ニーズはあるのか?
ニーズが有るかどうかは、正直補助事業を開始した場合、売上が上がる根拠に繋がります。
売上が上がる理由を3つ述べましょう。
理由を3つ述べることで説得力が増します。
1つでも2つでも4つでもだめです。
ヤフー知恵袋で検索したりもします。
・収支計算
売上の計算根拠がちゃんと明確か?
売上の構成要素は「客数 × 客単価 × 購買頻度」です。
では客数はどのように把握するのか?
エリアマーケティングであればエリアを検索する必要があります。
統計データは色んな所に落ちていますので、それを利用して明確に記載します。(上記ターゲット層を必ず考慮する)
客単価はどうするのか?
客単価お客様一人あたりの購入単価です。個々の価格を上げる方法の施策はどうするのか?
簡単でやってない人も多い施策として、松竹梅のメニュー作りですよね。
購買頻度の具体的な増やし方は?
仮に店舗型であるならば、例として3ヶ月以内に○回以上来た場合固定客になりやすい特性があります。
特にマーケティングや、セールスの方法など実際の売り方についてもアドバイスさせていただいております。
事例として
小売の店舗型ビジネスの場合
①SNS集客
集客方法は店舗を作っているときに〇〇します。
②リスト取り
リストを取らないと、リピートしてくれる確率が減ります。
③コミュニケーション、価値教育
②をすることによって、コミュニケーションと自社の強みや、おすすめ商品その他の情報を受け取ってもらうことが可能になります。
④販売やコミュニティーの形成
です。
小売店についてはサブスクモデルを作ったりしています。(実際に通常通り利用するよりはお得になる+友達紹介ならポイントプレゼントなど)
お客様の強みを活かしながら、現在のビジネスモデルに合致した方法をお伝えして、できそうであれば採用してもらうという流れになります。
まとめ
市場分析について記載させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
市場分析からのマーケティング施策を記載して、いかに売上が計上され、儲かるのかを色々記載しております。
今の所たまたま100%かもしれませんが、3次についてもご依頼があればどんどん対応させていただきます。
不明点や再構築補助金の添削のみなど、成功報酬ではなく一定の定額金額で行っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。