事業再構築補助金で、新たな事業を行おうと考えている方が多数おられますが、大前提となる考え方をお伝えします。
そもそもほとんどの場合新規事業は失敗します。
事業再構築補助金は2/3補助金が出ますが、1/3は自己負担であることを認識する必要があります。
既に行おうとしている計画に対しては特に問題ありませんが、これから何かを行おうとしている場合、事業の目的等を明らかにする必要があります。
事業計画書をまずは作りましょう。 事業計画書は以下の記事を参考にしていただければと思います。
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参考ガーバー流、事業計画書の作り方【起業する際に大切なコト】
ハチ太独立したいけど、具体的にどういったことを準備すればいいんだろう? ・準備したけどほんとにこれだけでよいか不安 ・なにかぬけがないかな? ・成功できるか不安 こんな疑問にお答えします。   ...
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新規事業が失敗する理由
事業が失敗する理由を事前に知っておくことで、落とし穴に落ちないようにすることができます。
具体的に見ていきましょう!
全方位にまんべんなく労力をかける
限られたリソースをどこに集中して投下するかを考える必要があります。
全部やっていたらリソースが足りない、また立ち上がりに時間がかかります。
一番成果につながるものは何かを仮説を立て行動を行う必要があります。
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参考結果を出すKPIの具体的な設定方法とは?
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考えずに調べる
考える=調べるになっているパターンが多いです。違います。
考えるというのはあらゆる仮説を出し、その中から最も勝てる可能性が高いものを選び出すことです。
ゴールを先に見に行きましょう。
ゴールを先に見るにはどうすればよいか?
同じビジネスを行っている成功事例を確認し、抽象度を高めてみることがあげられます。
事業再構築補助金においては世の中にない全く新しいビジネスは特に求められていません。
ですので突拍子もないことは必要ありません。
すぐ閉塞感に襲われる
スタート時点で売れなくてやるべきことをやり切ったのになぜ売り上げが上がらないと考えてしまう。
スタート時点で予定通り売れる、売れないかはその後の成功においてあまり関係がありません。
最初から順風満帆にいくと考えず、最初から上手くいかないのが当たり前であると考える、つまりそもそもの前提を「上手くいかない」とすることです。
「上手くいかない」のが当たり前ですので、上手くいくにはどうすればよいのかを常に考え抜いて仮説を立て、行動を行っていくことが必要になります。
ほとんどの大企業の創業者はそうやって事業を成功させてきています。
呆れるぐらいのしつこさと情熱で、試行錯誤を繰り返すことで成功への道は近づきます。
リソースがないというウソに縛られている
「人材がいない」
「予算が少ない」
「経験者がいない」
新規事業をはじめた際に、上手くいかない理由を上げると3つが上がります。
はじめはどんな偉大な経営者でも、リソースは足りていなかったんではないでしょうか?。
人が足りない、経験者がいない本当に必要なら連れてくればよいだけの話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新規事業を立ち上げようとした場合は必ず、事業が失敗する理由に該当していないか確認してみてください。
そして、落とし穴にはまらないようにしていただければと思います。