「お金の使いかたで、幸せになれるなんて嘘」
「お金の使いかたは難しいなぁ、何か有効に使える方法ないかな?」
「お金を持つと不幸になる!って聞いたけど・・・」
あなたはこう思ったことはありませんか?
今回はこんなお悩みを解決します。
上記のようなお悩みはお金の正しい使いかたを勉強していないから、おきてしまっています。
お金の使いかたにもポイントがあります。
✓本記事の内容
・お金を稼いで好きなものに使っているけど、なんだか満たされない方
・お金を使って幸せになる方法を知りたい方
私自身お金の使いかたについて、正直あまり意識して考えたことはありませんでした。
「欲しいものじゃなくて必要なものを購入するべきだ」とか
「ものだと残るから残るものを購入したい」とか思っていましたが、
今回幸せになるお金の使いかたを学んで、共感するところが多々ありました。
幸せになれるお金の使いかたを理解することで、今後の生活を豊かなものに変えてくれます。
みなさまの生活に少し幸せをプラスできればと思い共有いたします。
目次
幸せになるためのお金の使いかた
結論としては幸せになるためのお金の使いかたは、
・誰もが幸せだと思える「今と未来」に対するもの
・体験や経験にお金を使うと、幸せになれる
ということです。
では、順番に見ていきましょう。
誰だって「お金はほしい」に決まっている
まず皆さん「お金が欲しい!」とおもっていませんか?
そうですよね誰だってお金が欲しいに決まっています。
私ももちろん欲しいです!
「お金が欲しい!」と思っているものの、ほんとはそう思っていないのに、現状を受け入れられない場ため「お金がすべてじゃない」と思ったりしていませんか?
これはお金が手に入らないため自分自身を納得させるため「お金がすべてじゃない」と自己防衛しているのです。
「人は収入が増えれば増えるほど感情的にも幸せになることは明らかである」とノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネルマンは言っています。
じゃあお金があればあるほど幸せになるの?
いいえ違います!
カーネマンの結論は「幸福度が増大するのは、年収が800万円までです。それ以降はほとんど変わらない」
これがお金の限界です。
まずは800万円まで稼げるように努力や工夫する必要があります。
例えば年収が今の2倍になったらと考えたことはありませんか? なりたいですか?
(当然働き方も変わります。それだけの責任や価値などが伴うとどうでしょうか?)
どうでしょうか?2倍になるとどのくらい幸せになると思いますか?
①2倍以上 ②1.5倍 ③1.3倍 ④変化なし
実は・・・・④のほぼ変化なしです
9%しか上昇しないことが明らかになっています。
「え?たった9%? 嘘でしょ?」「そんなわけない」と思う方もいるかと思います。
カナダのブリティッシュコロンビア大学のエリザベス・ダン准教授と米ハーバードビジネススクールのマイケル・ノートン教授の共同研究で分かりました。
年収を倍にするということは、どれだけの努力が必要で、どれだけの時間と労力がかかるでしょうか?
何かを犠牲にして得た2倍の年収では、幸福度もさほどあがりません。
ではどうしたらいいんでしょうか?
次をみていきましょう!
お金の使いかたを変えることで、幸せになることができます
結論は
年収がどれだけ増えても、増える前と同じような使いかたをしていたら、幸せにはなれません。
使いかたを変えることで、幸せになります。
しかも今の収入のままできます。
では具体的に、使いかたを見ていきましょう。
まず「あなたの人生で嬉しかったことや、感動したことを思い出してみましょう。」
どんなことがありましたか?ちょっと考えてみてください。
思い出しましたか?
それはどんな思いででしょうか?
思い浮かんだものは経験や体験によるものではないですか?
「家族でいった旅行楽しかったな~」
「あそこで食べた魚めちゃくちゃおいしかったなぁ~」
「友人と一緒に乗ったUSJのジェットコースター楽しかった~」
「初海外旅行で、英語が通じたとき感動したなぁ~」
「初デートの時すごく緊張したなぁ~」
「スカイダイビングめちゃくちゃすごかった。怖すぎてもう一生しないけど、経験出来てよかった」
など
そうです。
幸せなお金の使いかたは、ものを購入することではなく、経験や体験にお金を使うことで幸せになれます。
経験や体験にお金を使った場合の満足感は、時が経つにつれて増加していきます。
その一方で、ものにお金を使った場合の幸福感は時が経つにつれて減少することも分かっています。
先ほど思い出した経験や体験を思い出してみて、当てはめてみてください。どうでしょうか?
ではなぜ経験や体験にお金を使ったほうが満足度が高いんでしょうか?
私たちが嬉しかったこと、感動したことを思い出すのは、いつも「経験」や「体験」ばかりです。
だから、経験や体験を得られることにお金を使えば、自然と私たちの人生は幸せな思い出にあふれ、そして幸せな出来事にもあふれるというわけです。
どうでしょうか?
なんとなくわかってきましたでしょうか?
経験や体験に使っていますか? どういったことにお金を使っていますか?
使う割合はどのくらいでしょうか?
ぜひ経験や体験に使ってみてくださいね。
なるほど!わかりました。経験や体験にお金を使えばいいんですね?
ちょっと待ってください!具体的に最も幸福度が高くなる体験や経験に対するお金の使いかたがあるんです。
詳しく見ていきましょう!
科学的により幸福度が高くなる体験や経験に対するお金の使いかた
結論
具体的に、体験や経験にお金を使う場合、普通に使うよりも一定の要件を満たすことで「より幸福度が高くなる」方法があります。
答えを言う前に、まず皆さん、「こんな経験にお金を使いたい」と想像してみてください。
想像できましたか?
では本題のお金の使いかたで、「より幸福度が高くなる」体験や経験の要件を見てみましょう!
以下の4要件のうち一つ又は複数を満たしているとお金を使ったことに対して、最大限の喜びを得られます。
4条件
①世の中とつながりが実感できる経験
②繰り返し語ることができる思い出となる経験
③自分がなりたいと思っている自分像につながる経験
④めったにないチャンスを得られる経験
初めに想像したものが当てはまっているか、比べてみてください。
具体例をみましょう
①世の中とつながりが実感できる経験
例えばオンラインサロンに加入して、様々な人と出会う、初めて行ったBarでほかの人と仲良くなって交流を深めるなど、人とのつながりが実感できるようなものです。
②繰り返し語ることができる思い出となる経験
普段の自分なら絶対にしないことをしてみるといいと思います。「日本一のジェットコースターに乗る」「海外旅行一人旅弾丸ツアー」「スカイダイビング」「登山」「フルマラソン」など。実際に行ったと想像してみてください。何度も話したくなる内容であればOKです。
③自分がなりたいと思っている自分像につながる経験
「エステに通う」「プチ整形」「高額塾への投資」「なりたい人が持っていたアイテムを買ってみる」など。
目標に向かうことや憧れの人に近づくために支出する内容であればOKです。
④めったにないチャンスを得られる経験
「めったにあたらないレアチケットが当たった」「この人と会えるならいくら払っても会いに行く!」「大好きな芸能人がドームでコンサートをするのでチケットを買う」 自分が思う、この機会を逃したら二度と訪れないのでは」と思えるような経験を言います。
そういった経験が得られそうであればすぐ飛びついてみましょう!失敗してもそれは良い思い出です。②のように繰り返し語れるかもしれません。
「幸福度が高まる経験の4条件」を1つ以上満たす経験にお金を使うことは、私たちを「今」だけではなく、「これから先」も幸せにしてくれるのです。
ちなみに私はハワイで、スカイダイビングをしました。これは2万円ほどでしたが、今となっては一生語れる思い出でやってよかったです。
誰かに話したり、思い出すと、時速200キロの速度で体が1分間落ちる感覚に襲われます。
その後パラシュートが開いてと5分ほど空中遊泳してから着地でしたが、体感時間は1時間以上でした。
この思い出を思い出すたびに、すごい幸せな気持ちになります。
しかも一生語ることができます。 2万円でこんなにも話せるってすごくないですか?
おすすめです。
みなさん、一度でいいからスカイダイビングしてみてください。日本でもスカイダイビング可能ですのでぜひ!
見返りを求めてお金を使うほうが幸せになる!
ポイント
お金を使うときはしっかり見返りを求めましょう。
見返りを求めるとはどういうことでしょうか?
カナダのサイモンフレーザー大学で次のような実験が行われました。
通行人にランダムに声をかけて、5ドルの封筒を渡して以下の質問をしました。
A「今日の午後5時までに、自分のためにこの5ドルを使ってください」
B「今日の午後5時までに、誰かのためにこの5ドルを使ってください」
さらに、何人かの封筒には20ドルをいれてみました。
すると「誰かのためにお金を使った」人は、「自分のためにお金を使った」人と比べて、明らかに幸福度が高かったのです。
ちなみに5ドルの人と20ドルの人で幸福度を確認したところ、差がつきませんでした。
ですので金額の大きさはは関係ありません。
ポイント 人にお金を使うほど、自分は人に分け与えられるだけの豊かさだと脳が認識して幸福感が高まるのです。
まとめ
「幸せになるためのお金の使いかた」は理解いただけましたでしょうか?
ポイント
・経験・体験にお金を使う
・経験・体験の4条件を理解する
・人のためにお金を使う
「稼いだお金で、どんな経験をするか?」
「稼いだお金を、誰のために使うか?」
起業家として、お金を儲けることはあくまで手段でであることを頭に入れる必要があります。
お客様の喜びをが、結果となってお金で返ってくる。
そのお金をどういった経験に使うのか、誰のために使うのかを考えていただき、事業拡大の原動力にしていただければと思います。
行動
まずは稼いだお金で
「どんな経験をするのか?」
「誰のために使うのか?」
を今すぐ決めて、紙に書き出しましょう!
本記事は以下の書籍をもとに作成しました。
【99%は幸せの素人】
第一章「お金がすべてじゃない」を言い訳にしたい、をご紹介しました。
第7章までありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。