結構重要なコトありましたね・・・私経営者なのに何もわかっていませんでした。
ただ、徹底解析っていう割には全然解析していないような・・・
前回までのポイントは
目標を高く持つこと
常識を疑い、顧客目線で考えること
基準を高く持って決してあきらめないこと
リスクを恐れず成功するまで実行すること
常に学び続けること
でしたね。
今回は第2回目≪儲ける力≫についてご説明させていただきます。
✓記事の内容儲ける力って何?
儲ける力を身につけるにはどういった考え方をしたほうが良いのか?
そういった疑問に答えてくれる章になっています。
✓読者様へのメッセージ
この「経営者になるためのノート」はどれもテクニック的な要素は一切入っておらず、経営をする上での原理原則、物事のとらえ方・考え方について詳しく書かれています。いわば経営哲学です!
抽象的な事項を、具体例を交えて経営者にとって必要な要素・資質はどういったものなのかを教えてくれます。
正直私の現在のステージでは、なんとかエッセンスを吸収して経営者になるにはどういった要素が必要か?
成功する経営者の要素を取り入れ、かかわる社長へ自分が勉強したことを伝えるためにはどうすればよいかを考え、吸収しようと必死で読んでいます。
実際自分が経営者になってみたとき(独立後人を雇うとき)や、独立までの間に経営者マインドを自分の中に入るまで、なんども読んでみる必要があるかなと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- 儲ける力を身につけたい
- 儲ける力のマインドセットの方法について理解したい
今回は儲かるため大事な7項目を取り上げています。
ファーストリテイリング社の柳井氏は、儲ける力をどのように考えたのでしょうか? では一緒に見ていきましょう!
目次
≪儲ける力≫
儲ける力7つの項目
1【お客様を喜ばせたいと腹の底から思う】
2【当たり前のことを徹底して積み重ねる】
3【スピード実行】
4【現場・現物・現実】
5【集中する】
6【矛盾と戦う】
7【準備する。しかし固執するのは計画ではなく、成果である。】
もちろん全部大事だと思いますが、個人的に1.2をできていれば全部3~6を網羅するような気がします。
【お客様を喜ばせたいと腹の底から思う】
この項目では、商売の原点を教えてくれます。
ポイント すべてを「お客様のために」徹する
商売に関するありとあらゆることを、これに徹する。
商売の原点。「それはお客様のために」です。
商売とは何なのか、儲けるとは何なのかがここに集約されています。
お客様のために徹する。徹するというのは「お客様の笑顔」を思い浮かべるところから始めて、途中も「お客様の笑顔のため」に一切妥協せず、そしてお店もまた、「お客様の笑顔」のために最高に買い物がしやすい売り場を作るということ。
それだけの覚悟があるのでしょうか?
こういった思いを熱く持っていることが、本当にお客様目線、お客様のことを考え行動していくことにつながるのだと深く思いました。
お客様の笑顔のために大切な3つのこと
- お客様をびっくりさせようと思わなくてはいけない
- お客様の声は重要だが、その一枚上手を行こうとする
- 提供者である自分たちが、本当にいいと思うもの、本当にいいお店だと思うものを作る
お客様を本当に愛せるかどうかが肝になってきますね。
私が出会ってすごいと思われる先生も「人を愛するように話を聞く」とおっしゃっていました。
コンサル塾でも同様に「人に興味を持て!」といろんな人から言われました。
人に興味がなかった私ですが、コンサル塾を終えてからは興味津々で色々聞いてしまいます。(聞き過ぎ!って思われているかもしれません・・・・対応していただいている社長ごめんなさい)
人に興味を持つ方法を考えた結果、「人の心をつかむルール」を読んで学びました。
あとは、PCの前の壁に、心をつかむためのポイントを貼り付けて毎日見ています。すると潜在意識に入っていていつの間にか興味しかない!ような人間になります。(願望ですが・・・)
やっぱりその人に興味を持って接する。喜ばすことが自分の喜び。経営者の本でも共通のワードとして出てきます。
これって経営者でもそうですが、コミュニケーションの本質なんじゃないかなと思っている今日この頃です。
【当たり前のことを徹底して積み重ねる】
地道なことを徹底してやる。あたりまえのことをホントにあたりまえに毎日実行する。
そしてチェックをし、次の方法を考える。計画を変える。このことの繰り返しです。
◎毎日の充実の中に未来がある
目の前の現実の課題解決の中に理想にいたる道がある。
ずっしりと重く、すごくよい言葉ですね。今の生き方が恥ずかしくなるような感覚に陥りますね。
毎日どうだったか?振り返ることってすごい大事なんですよね。
仕事をしていたり、友達と遊んでいた後でも色々思い出して振り返って整理して、次に繋げていく。
ホリエモンも忙しくしていたら悩みなんて忘れると言っていましたね。
毎日本気で生きているのか?精一杯生きるにはどうしたらよいのか?考えて毎日自分が少しでも成長すればいいですよね!
◎能力の問題ではなく習慣の問題
ポイント
・清掃が行き届いていて、常に清潔で気持ちのいい状態にする。バックヤードもきれいで、商品を探しやすく、働きやすい環境にする。
・商品陳列はお客様から見てわかりやすく、美しく、きちんと整った状態にする。乱れているところがあったらすぐ直す。
・値札が見やすいように工夫する。価格表示の間違いがないか気を配る。
これって誰のためですか?すべてお客様のためですよね。
お客様を喜ばせようとする気持ちから出てきます。
単純に、こうしないとだめだなとか、言われたことを表面上だけでとらえてしまったら、結局こういった部分って続かないですよね。
地道なことを徹底してやることで、大きく飛躍することができるんだと思います。
上司がこういったことを軽視する組織になると、部下も当たり前のことを軽視しがちになりますのでご注ください。
【スピード実行】
ポイント
即断即決即実行。対応が遅れたら、会社にとって致命的になるのではないかという危機感を持つ!
クイックレスポンスの大切さを伝えています。
仕事ができる人はみんな連絡がマメで早いのは共通事項ですね。
誰にメールを送っても必ず2時間以内に返信が来る会社があって、その秘策を聞いてみたら、一定時間を超えるとアラートが鳴るシステムになってるらしく、担当者曰く「文化は仕組みと習慣から生まれる」って言葉が響いたなと。
— 西崎康平@ブラックな社長 (@koheinishizaki) November 20, 2020
これすごいですよね。アラートが鳴るって、事務所中に聞こえるぐらい大きな音なんでしょうか?
経営者はこういった仕組みを徹底することで、みんなが達成できるようにするのも大切ですね。
従業員がうまくやってくれないというのは、仕組みの中にその従業員を入れていますか?
できない理由は何ですか?その人の個人の能力なのか、仕組みができていないのか?様々な角度からの検証が必要ですね。
すぐやる、必ずやる。できるまでやる。
ファーストリテイリングで、成果が思うように言っていない場合は決まって「すぐやる、必ずやる。できるまでやる」という力が足りなくなっているとのことです。
あなたはできていますか?
【現場・現物・現実】
売り場に必ず答えがあるため、頭の中だけで経営をしないように。
問題が出ている場合は、電話やメールなどで指示を出して治らないようであれば、必ず現場に行って、一緒に問題を解決する必要がある。
【集中する】
「これだ」という大切なもの、そこに経営資源を集中する。
捨てる勇気をもって、集中する。
マーケティングでもあるように全員をターゲットにしたら誰も刺さらないのと同じ。
自信のある最高基準のものを作ることに集中して、それ以外の中途半端にやるようなことはやめる。
「これをやらなかったらどうなるか?」と自問自答して、大した問題にはならないと思ったら、やらないほうが良い。
やらなかったら致命的なことになる、あるいは競争相手に圧倒的に負ける、あるいは会社が飛躍するチャンスを失うかもしれないということだったら、それは絶対にやるということ。
効果が高いものから順に行っていく。 PDCAサイクルを回す。
お金も費用対効果を真剣に考える。
使う時間と費用、これに見合ったリターンがあるかどうかを考える。
経営者は、お金がないことを前提にして、お金の使いかたをいつも真剣に考える習慣をつける必要がある。
使わなくても済むものに関しては全面的にカット。一方、これに関して使ったら大きな効果がある、会社の飛躍のもとになる可能性があるということに関しては倍使う。
【矛盾と戦う】
できないと思っていることを、できるようにするにはを考える。
品質が高くいいものを提供しようとすると、値段が高くなる。これは企業の都合で価格転嫁をする。お客様は高いと思ったらはなれていく。
品質を上げながらコストを下げることで、お客様は選んでくれる。
【準備する。しかし固執するのは計画ではなく、成果である。】
ポイント
成功がイメージできるまで考え抜く。
計画を作るときの最も大切なことは成功のイメージ化
計画が数字にから落とし込まれ、物語性を帯びたストーリーになるところまで考える。
思考は現実化するということでしょうか?
ただ計画は固執しないように。固執するのは最終成果だけになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回儲ける力で大事なことは、お客様目線でお客様をとにかく喜ばすこと。その結果がお金となって返ってくるということですね。
ポイント!
・お客様を喜ばせることに徹する。
・クイックレスポンスでだれよりも早く、チャンスを逃さない。
・現場第一主義
・資源を集中して投下する。効果が高いことを全力でやりきる。
・価値を上げてコストを下げる。一見矛盾していることをやってのける。
・成功をイメージできるまで考え抜くことで、思考は現実化する。
です。
明日から使えるポイントを一つでも見つけていただいて、
経営者になるため、みなさまが実際に行動に移していただければ私も嬉しく思います。